事案の概要

海外のソフトウェア企業から、製造業のクライアント様に対し、当該会社の販売する業務用ソフトウェアを不正使用していることを検知したため、使用を停止し、損害賠償金を支払うように求める書簡が届きました。

社内調査

まず、問題となったソフトウェアについて、購入の有無や、インストールの経緯などの社内調査を依頼しました。

調査の結果、一部の社員が無断で社内のＰＣに該当ソフトウェアをインストールし、業務に使用していたことが判明しましたので、使用を停止し、該当ソフトウェアの削除を行った上で、損害賠償の交渉をすることになりました。

交渉と解決

クライアント様は、海外訴訟は大変なので、交渉して和解して欲しいとのご意向でした。

メールで相手方と損害賠償額についての交渉を重ね、正規ライセンス料よりは低額の損害賠償金額で解決する見通しがたちました。

英文の和解契約書を作成し、相手方と締結し、無事終了することができました。